前作「バラ色の人生」もそうだったが、チェ・ジンシルの体当たりというか、そう「捨て身の演技」に感心させられる・・・おばさん、早期閉経、セクシーポーズ・・・カワイイシンデレラ役から見事に変身を遂げて、これから先も”女優”を全うしてくれると思っていただけに、これが遺作になってしまったとは、非常に残念でならない。
救いはタイトルとはうらはらに「バラ色の人生」と順番が逆でなくてよかったこと。
明るい笑顔を最後に残してくれたことだろう。　

さて、ストーリーも少し・・・ほとんど主役4人だけのお話で進み登場人物は少ない。もう1つ、2つ枝葉があったほうが良いが芸達者ばかりなので、それなりに楽しめる。
特にジョンスクの差し伸べた愛の手を受けて狡賢く立ち回る小心者の夫・ユシクは怒りもあるが笑える。
あと、ドンチョルの兄ドンファの控えめなソニに対す好意と苦笑いも印象的だった。

★★★　(2008年4〜5月 DVD視聴)　

出演者

文化財事犯取締班なんて初めて聞いたが、お宝復元のプロの作業も見れてそれなりに為になる。
最近顕著なお仕事系ドラマゆえ「情」は薄いが、それでもチュヒ姉弟と盗掘師の父との複雑な親子愛はこのドラマの根幹を流れる源流だった。
人気作「私の名前はキム・サムスン」でのキム・ソナに魅力を感じなかった私だが、このドラマでは好感を持った。
脇役たちの存在感は薄く、奥行きの少ない点で高評価は与えられないが、一応合格点に達した。

★★★　(2009年6〜7月 TV視聴視聴)　

出演者

神父こなると、結婚できないのか？いや神父を目指す過程においても、女性とお付き合いすることもできないのか？と疑問を持った。

物語自体は韓流キーワードの「すれ違い」「出生の秘密」「不治の病」「嫉妬」などがテンコ盛りだが、「秘密」や「真実」のような激しさはなく、淡々と静かに進んでいく。　これは教会という舞台設定と、神父を目指すアンドレアを演じるために生まれてきたかのようなチョ・ヒョンジェの清楚な顔立ちと立ち振る舞いによるところ大かもしれない？
あと、音楽も「冬ソナ」「秋の童話」のように叙情的で物悲しく、欠かせないア
イテムの一つになっている。

あと印象的なのは↓
★　チョン・ウジンの立ち聞きシーンの多さ。
★　いつもうじうじした役が多いソン・ヒョンジュが、神父役を演じていたこと。
★　「チャングム」のミン･ジョンホ役のチ･ジニが意地悪役だったこと。

★★★☆　(2006年3月 DVD視聴)　

出演者

どこか抜けてるサンカル（ホ・ジュノ）、頼りない新会長ジュンサム（キム・ビョンギ）、いつも背筋が伸びてるヒョンス（ソン・チャンミン）、オカマのチャーリー（キム・イル）、太鼓持ちの（イ･ゲイン）など芸達者な面々勢揃い。
しかし、ストーリーはお決まりの暴力団が、ホテルの所有権を巡ってチマチマと暗躍するお話で残念。
配役はいいが、脚本家さん、もっとスケールの大きな話練ってよ！
それなりに笑える場面もあるけど、構想自体がどうだったのか？
あと、印象に残ったのは、終盤日本人役の日本語がなってない！これは絶対韓国人俳優が演じているよ(笑)
音楽は哀愁帯びていて良し。恐らく監督が「ゴッド･ファーザー」のパロディを狙ったのかもしれない？

★★　(2006年2月〜3月 DVD視聴)

その他の
登場人物

地下鉄車内で気分が悪くなったジョンファ（チャン・シニャン）はギボム（リュスヨン）の病院に運ばれ、それがきっかけで互いに好意を持つようになる。
ところが、外科医のギボムには精神科女医のスヒョン（パク・イェジン）という婚約者がおり、劇団員のジョンファには同じ劇団員のギス（イ・ジョンス）が好意を寄せている！
そして、ギスはギボムの弟であり、情緒不安定のジョンファはスヒョンに診察してもらうことになり・・・・・

現在だけのお話なら、よくある韓流ドラマなのだが、診察を受けたジョンファが自分の前世を見ることにより、物語は摩訶不思議な魅力を視聴者に与えてくれる。
４人が「現在、朝鮮時代、高麗時代、日帝時代、三国時代と時空を超え、その時代時代のラブストーリーを展開させる。
特に「高麗時代」のモンゴルの英雄カサル将軍と妓生の哀しい愛と「日帝時代」の物語は印象的だった。

★★★★　（2006年9月　DVD視聴）

出演者

出演者