ジョージ・シングル1

**George Harrison Single 1**
	My Sweet Lord　/ Isn't It A Pity（米・日）　What Is Life(英)
	この曲を聞いたがために今日、このHPを作っているわけであり僕にとっては聖書みたいな存在の曲である。何時聞いてもその素晴らしさは変わらない。プロデュースはかのフィル・スペクターです。アメリカと日本のB面は「Isn't It A Pity」だったが、イギリスでは後に米日でシングル・カットされた「What Is Life」という豪華なカップリングだった。

U.K.	1971.1.15	5週連続1位	17週
U.S.A.	1970.11.23	4週連続1位	14週	Gold
Japan	1971.1.10	4位	21週	26.9万枚

	What Is Life(美しき人生) / Apple Scruffs
	アルバム「オール・シングス・マスト・パス」に続く第2弾シングル。この曲のメロディが浮んだのは1969年でわずか30分程で書き上げたとか。ヒットして当然、非常にキャッチーな曲です。

	Bangla Desh / Deep Blue
	ジョージがその名を歴史に残した”バングラデシュ”のコンサートの為に書き下ろしたメーセージ・ソングです。

U.K.	1971.7.30	10位	9週
U.S.A.	1971.7.23	2週連続23位	7週
Japan	1971.9.25	47位	12週	3.7万枚

Give Me Love / Miss O'dell

「リビング・イン・ザ・マテリアル・ワールド」からの唯一のシングルカット。
哀愁漂うメロディーに乗せ「僕に愛を下さい」と切なく歌うジョージが素敵でした。僕がリアルタイムで聴いた初めてのジョージのシングルであり、全米ではポールの「マイ・ラブ」に続き№1に輝き、ビートルズは解散しても凄いんだなあと思わせてくれました。

U.K.	1973.5.25	8位	10週
U.S.A.	1973.5.7	1位	14週
Japan	1973.7.5	37位	16週	5.4万枚

	Dark Horse / I Don't Care Anymore(米) Hari's On Tour(英・日)
	自らの新レーベル「ダーク・ホース」の名を取ったアルバムからアメリカでの第1弾シングル(イギリスではDing Dong）この頃のジョージ過密スケジュールがたたりのどを痛めていたおり、ちょっと渋い声でしたね。

U.K.	1975.2.28	-----	-----	-----
U.S.A.	1974.11.18	15位	10週
Japan	1975.3.20	-----	-----	-----

	Ding Dong / Hari's On Tour(米) I Don't Care Anymore(英・日)
	覚えやすいメロディで日本ではそこそこヒットしたと記憶してます。これも「ダーク･ホース」からのシングルカットです。

U.K.	1974.12.6	38位	5週
U.S.A.	1974.12.23	36位	6週
Japan	1975.1.20	68位	11週	4万枚

	You(二人はアイ・ラブ・ユー) / World Of Stone
	単調なギターリフ、繰り返される「You」。でもジョージのせつな過ぎる叫びに心惹かれる。「ジョージ・ハリスン帝国」からの第1弾シングルです。

U.K.	1975.9.12	38位	5週
U.S.A.	1975.9.15	2週連続20位	10週
Japan	1975.10.20	66位	9週	3.3万枚

	This Guitar(ギターが泣いている) /Maya Love
	同じく第2弾シングルは「ホワイル・マイ・ギター～」を彷彿させる泣きの歌です。ただ、シングルとしては少し地味すぎたため、各国ともチャート・インしなかった。

U.K.	1976.2.6	-----	-----	-----
U.S.A.	1975.12.8	-----	-----	-----
Japan	1976.2.5	-----	-----	-----

This Song / Learning How To Love You

「33&1/3」からの第1弾シングル。「マイ・スイート・ロード」の盗作騒動をモチーフに作られました。
気のおけない仲間たちと楽しいセッションの中から生まれたような、そんな雰囲気が伝わってくるよなナンバーです。
ブギ調のピアノ、キーボード、ブラスセッションが華やいだ印象を一層盛り上げて、アメリカでは中ヒットしました。

U.K.	1976.11.19	-----	-----	-----
U.S.A.	1976.11.5	2週連続25位	11週
Japan	1976.12.10	(127位)	-----	-----

Crackerbox Palace (人生の夜明け) /Pure Smokey

「33&1/3」からの第2弾シングルで当時流行していたAOR路線の曲です。
70年代中盤以降、ギターがメインの曲が少なくなりブラスセッションとキーボードを多用した音作りが多くなったようで、この曲はその成功例のひとつでしょうか。
74年前後のちょっと暗い曲調が多かったジョージだけど、ここではとても軽やかに、そして楽しそうに歌っています。

True Love /Pure Smokey

英国のみ発売された「33 1/3」からの第2弾シングル。
コール･ポーターが作曲し、ビング・クロスビーが歌った往年のスタンダード・ナンバーを取り上げてた。
ジョンやポールのようにアルバム一枚丸ごとカバー作を発表しなかったジョージであるが「バイ・バイ・ラブ」や「ガット・マイ・マインド・セット・オン・ユー」など見事に自分の歌にしており、そんなアルバムも作ってほしかった。

	It's What You Value / Woman Don't You Cry For Me
	英国のみ発売された「33 1/3」からの第3弾シングル。前宣伝もなくまったく売れなかったようだが、好きなナンバーだ。ジョージのヴォーカルは珍しくエフェクト処理されたり、ファルセット･ヴォイスも聴け楽しい曲です。

Blow Away/Soft Touch(英) Soft-Hearted Hana(米) If You Believe(日)

2年振りのアルバム「慈愛の輝き」からのシングル。
イントロのスライド・ギターがとても印象的だし、ちょっと鼻にかかったジョージの声がやさしく聞こえます。
「降り続く雨に心が滅入っていたけど、今は雲を吹き飛ばそうよ」という歌詞も長年続いた盗作問題や私生活（パティとの結婚生活に決着を着け、オリビアと再婚し待望の息子の誕生）などの新庄が歌われているようだ。
英米日でB面はそれぞれ違う曲がカップリングされました。

U.K.	1979.2.16	51位	5週
U.S.A.	1979.2.19	2週連続16位	14週
Japan	1979.3.25	-----	-----	-----

	Love Comes To Everyone(愛はすべての人に) /Soft-Hearted Hana(英・日) Soft Touch(米)
	「慈愛の輝き」からの第2弾シングルで非常に美しい曲です。ヒットはしなかったが、今でも人気の高いナンバーです。尚、アメリカ、レコード・ワールド誌では圏外118位まで上昇しました。

U.K.	1979.4.27	-----	-----	-----
U.S.A.	1979.5.14	-----	-----	-----
Japan	1979.5.25	-----	-----	-----

U.S.A.	1971.2.15	10位	9週
Japan	1971.4.5	19位	16週	10.1万枚