大乱戦

大乱戦　　　La Folie des grandeurs
LP 1974.1.	CD:2001.2.21
	1 大乱戦のテーマ La Folie Des Grandeurs
	2 ブラーズのフラメンコ～スペイン舞曲 Flamenco Blaze, interprete par Yves Montand
	3 愛のテーマ Theme D'amour
	4 老侍女のストリップショー Strip-Tease De La Duegne
	5 バルバレスク (青ざめた男) Les Barbaresques
	6 砂漠の水車 La Noria
	7 王の到着 L'arrivee Du Roi A I'Escurial
	8 君主危うし La Capture De Cesar
	9 サリュスト姫 (ドーニャ・サリュスト）のフラメンコ Dona Salluste
	10 愛のテーマ Theme Myosotis
	11 老侍女のストリップショー Strip-Tease De La Duegne
	12 砂漠のタンゴ Tango De I'arene
	13 忘れな草と姫達のワルツ Theme Myosotis Et Valse Des Courtisanes
	14 ブラーズの逃走 / 闘牛入場 La Fuite De Blaze / L'arrivee De Taureau
	15 ブラースのフラメンコ Flamenco Blaze (version altermative), per Yves Montand
	16 愛のテーマ Theme D'amour (maquette inedite)
	17 大乱戦のテーマ La Folie Des Grandeurs (version play-back)
いきなり西部劇が始まったのか？と驚いてしまったのが「大乱戦のテーマ」これ、本当にポルナレフの作曲？しかし見事に映画音楽の主題歌であります。一転して「ブラーズのフラメンコ～スペイン舞曲」はタイトルそのままのスパニュシュ・テイスト。「愛のテーマ」は交響曲の第2楽章によく登場するような優雅なバラードです。この美しいメロディーは、以後の曲中にたびたび登場します。日本ではこの曲と「大乱戦のテーマ」がカップリングでシングル発売されています。続く「老侍女のストリップショー」は退廃的な雰囲気をかもし出していて見事！好きな楽曲です。「バルバレスク (青ざめた男)」はアラブ系の音作り。「砂漠のタンゴ」はそのとおりタンゴなのですが、それにしてもいろんなタイプの音楽を書ける人だと感心してしまうのは私だけでしょうか？尚、映画の内容はイブ･モンタン主演の中世のラブ・コメディだそうです。結論として、この映画を観ずしても、このサントラは十分聴き応えあると思います。バラード、タンゴ、西部劇、フラメンコ、アラブ系とこれだけ多彩な音楽を、一つの映画のサントラで惜しみなく聴かせてくれるアーティストは、ポルナレフ以外にそうはいないでしょう！あらためて、彼の才能に驚かされる一作です♪ 又、↑のジャケットはCDフランス盤です。