Michel Polnareff - My Best10 -
愛の願い
ピアノのイントロ〜”Love Me”の歌いだし〜そして最大の武器”ファルセット・ヴォイス”〜
ストリングスに女性コーラス〜絶妙な展開〜あぁ、どれをとっても完璧だ！いつどこで流れてきても聴き入ってしまうのは
この歌だ！
渚の思い出
1972年初夏、この曲がポルナレフとの出会いだ。
甘酸っぱくせつないメロディに、少年の心もときめいたものだ。
忘れじのグローリア
'72年〜'74年までに聴いたポルナレフの曲で21世紀まで覚えていたのは「渚の想い出」「愛の休日」
「シェリーに口づけ」とこの曲だけ。彼のレコードは買わなかったので、この印象的な歌はカセットに録音していた。
他の3曲は時々ラジオから流れることがあったが、「忘れじのグローリア」はカセットと僕の記憶だけで30年間過ごしてきた。
「お〜グローリア、グローリア〜」
尚、収録カセットの前後にはTV放映されたプレスリーの映画とNHKドラマ「続・タイム・トラベラー」の主題歌が録音されている。
ロミオとジュリエットのように
脳天を突きまくるファルセット・ヴォイスにノックアウト！
途中の重厚なブラス＆ストリングスも絶妙。多少オーバー･プロデュース気味だが、いい声してるしベスト10に入れざるを得ない
僕はロックンローラー
ヒットした'74年以来完全に記憶から消え去り、今年29年ぶりに聴いて思い出した曲である。
60年代前半のポップス調で、まるでフォーシーズンスが歌っているよう。
僕はアイスクリームから生まれた
いきなり間奏から入ったのかと、錯覚するイントロ。本物の間奏はクリムゾンかフロイド
の曲を思わせるプログレ？ 3分20秒でアルバム一枚分の聴き応えあり。こういう展開好きだなぁ♪
バラ色の心
ピアノのイントロが流れてきただけで、この曲はいけると感じる。
この流れるようなメロディに酔わずにいられない、歌いだしから最後まで続く音階の上下運動に乾杯！
悲しきマリー
70年代ドラマの主題歌のよう。ひたすら美しい、日本人の琴線に触れます。
雨の日のラブ・ソング
英語を大事そうに歌っているところがいい。イントロはディズニーか「サウンド・オブ・ミュージック」を
連想させる。そして何と言っても間奏だよ、この曲は！
これはたまらんです。ブラスが入ってきた後の転調部分は何度聴いても”ザワッ！”鳥肌が立つのです。
愛の旅人達
映画音楽以外にもインストロメンタル曲が多いポルナレフ。その中から1曲を選んだ。
ピンク･フロイドの「原始心母」を彷彿させるアバンギャルドな曲展開、1曲の中にこんなに素晴らしいメロディーとサウンド
を詰め込んでしまうポルナレフの作曲能力に脱帽！