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ド ラ マ
白い巨塔 大学病院の内幕を赤裸々に描く骨太な内容は、当時としてはショッキングで大反響を呼んだ。さらに主人公の財前五郎教授を演じた田宮さんが、最終回放送直前の53年12月28日に散弾銃で自殺を遂げるという衝撃的な出来事も重なり、翌年1月8日放送の最終回は、視聴率が31・4%にはねあがった。
当時、家族でこの番組を見ていただけにショッキングな事件だったし、忘れられないドラマになった。
今回25年ぶりに見直したが、本当によく出来ている作品だ。

山崎豊子の原作は1963年のサンデー毎日連載。65年に単行本がベストセラー、66年に田宮二郎主演で映画化(最近見た。〜教授選までの話で終わっている)、69年にテレビ朝日で佐藤慶主演でもドラマ化されています。
その原作も最近読んだが、作者の取材がいかに綿密に行われたかが窺い知れ、これだけ深く掘り下げて調べ上げなければ、重厚な作品は書けないと、頭が下がった。

財前=田宮、里見=山本、東教授=中村
この配役は絶対外せない!

尚、21世紀の「白い巨塔」も面白かった。
こちらも、所有ライブラリーの一角に揃えたい!★★★★★
1978年6月3日〜1979年1月9日
田宮二郎、山本學、太地喜和子
中村伸郎、曽我廼家明蝶
牡丹と薔薇 牡丹 ― それは、この世に生を享けた当夜、誘拐された 姉・真世
薔薇 ― それは、姉の存在を知らずに育つ富豪の令嬢  妹・香世
このドラマは、数奇な運命に翻弄され、苛酷な人生を辿りながらも、自らの信じる道をひたむきに生きる姉妹・真世と香世の、30年に及ぶ壮大な愛の物語で、不倫、略奪愛、復讐、誘拐、自殺、偽装妊娠、愛人契約、偶然の再会、出生の秘密、執拗ないじめ、燃えさかる嫉妬心…と、もう何でもアリの展開!最近流行りの韓国ドラマも真っ青のドロドロドラマです。
現在のゴールデン・タイムのドラマでは有り得ない”濃さ”にはまってしまった。★★★★
2004年東海TV制作(フジTV放送)
大河内奈々子、小沢真珠
神保悟志、北原佐和子
川上麻衣子、西村和彦