人気絶頂のタイガースがついに
7月15日に「シー・シー・シー」7位初登場で記録達成。
ビートルズの「Hello Goodbye」風の他愛ないが、極上のポップ･ソングに仕上がっている。
尚、この年初登場Top10内を記録したのはもう1曲ああり、黛ジュンが「夕月」で初登場6位を
9月23日に記録している
Jump Up記録 「バラの恋人」
1968年4月22日
最も大きく順位を上げたのが
4月22日に前週の99位→18位に81ランクJump
Upしたワイルド・ワンズの「バラの恋人」です。これに続くのが
6月24日に前週の92位→23位に69ランクJump
Upしたサイモンとガーファンクルの「サウンド・オブ・サイレンス」
一方、Top10圏外からTop10内に最も大きくJump Upしたのは
1月18日の75位→8位に67ランク・アップした黛ジュンの「乙女の祈り」
（
注意：75位は1月4日で、8位は1月18日なので2週間後の日付だが、これは1月11日付が休みだったため。以後も年末年始の休刊で2週間乃至3週間の調査期間を経た記録も対象としていきます。）
Hot100に4曲チャート・イン モンキーズと舟木一夫
1968年1月18日
最初にHot100に4曲を送り込んだのはモンキーズと舟木一夫の2組で
１月18日に記録している。
モンキーズの4曲は・・・5位「モンキーズのテーマ」、26位「ディドリーム・ビリーバー」、41位「恋の合言葉」、66位「ノータイム」
一方、舟木一夫の4曲は・・・31位「くちなしのバラード」、37位「センチメンタル・ボーイ」、82位「北国のビギン」、91位「夕笛」である。
尚、この年、Hot100に4曲を送り込んだアーティストはこの2組の他に3月11日の黒沢明とロス・プリモス、4月1日の森進一、5月27日のビー・ジーズがあり、それぞれ複数週で記録している。
Hot100に5曲チャート・イン モンキーズ
1968年1月23日
↑の翌週
1月23日にモンキーズが記録し、この年最大のチャート席捲になった。
各順位は、9位「モンキーズのテーマ」、25位「ディドリーム・ビリーバー」、65位「恋の合言葉」、83位「ノータイム」、そして、88位に初登場した「スター・コレクター」の計5曲である。
また、2月8日、2月26日も同5曲で、さらに3月4日では「ディドリーム・ビリーバー」「モンキーズのテーマ」「スター・コレクター」「アイム・ア・ビリーバー」「恋の合言葉」の5曲で達成している。
順位不動のチャート 1-7位まで
1968年10月28日
CDの登場と情報伝達の飛躍的な高速化により、初登場1位が当たり前、順位変動がない週など遠い昔になってしまった21世紀。
しかし、レコード時代の1980年代初頭までは上位の順位が不動のチャートがたびたび現れています。
この年はまず
10月14日に1位から5位までが、前週と同じ順位を記録。
そして、1週置いた
10月28日に1位から7位までが不動のチャートが出現しました。
1位「恋の季節/ピンキーとキラーズ」
2位「夕月/黛ジュン」
3位「廃墟の鳩/タイガース」
4位「おかあさん/テンプターズ」
5位「サウンド・オブ・サイレンス/サイモンとガーファンクル」
6位「霧にむせぶ夜/黒木憲」
7位「ヘイ･ジュード/ビートルズ」
以上7曲が前週
10月21日とまったく変わりなく居座りました。
これから先この記録を破るチャートは出現するのでしょうか？