チャート

　僕がアメリカの音楽チャートを聴きはじめ、興味を持ったのは日本の歌謡曲に比べかっこよく、新鮮に聴こえたからである。そして大好きになったビートルズの各メンバーがそのヒットチャートに代わる代わる登場したからでもある。
聞きはじめたのは1972年の暮れで、チャートをノートに付け始めたのが1974年の初夏の頃であった。
毎週土曜日、夜10時にラジオのチャンネルをラジオ関東に合わせ（その頃、この局は非常に電波が弱く都内に住んでいたにもかかわらずエアチェックするのに一苦労したが、そんな苦労も素敵な楽曲に出会える喜びを思えば楽しい思い出であった。）、翌1時までの3時間は1曲たりとも聞き逃すまいと一番集中力が発揮された時間だった。

それからこの番組が終了する80年代後半まで聞き続け、チャートも1週たりとも欠かさず付けていたのだが、30歳の声とともに卒業し、そして結婚を機にノートも1冊を残して全て捨ててしまった。
しかし、40歳を過ぎた今もう一度かつて情熱を傾けた「ヒットチャート」をこのHPで語って行きたいと思います。
コンテンツはいくらでも考えられるのですが、一度に全てをまとめることは不可能なのでゆっくり時間をかけて増やしていく予定です。

音楽に限らず、全て順位で物事を判断するのは良い事ではないと思います。が、それでもこの楽しかったヒットチャートをみなさんの一人でも感じとってもらえればうれしいです。