ビートルズの記録・日本・アルバム

THE BEATLES アルバム・チャートを独占する！

LP TOP 100 に12作品　　(1972年12月18日)

一般的にビートルズが解散されたとされるのは、1970年4月10日のポール･マッカートニー脱退宣言である。
その1ヵ月後にラスト･アルバム「Let It Be」が発売されたが、以後4人による、あたらしいレコーディング･アルバムは登場することはなかった。
しかし、60年代の、いや20世紀最大の音楽家が残したアルバムはその解散後も売れつづけ、1976年まで、ほとんど毎週アルバム・チャートに彼らのアルバムが登場していた。（詳細は今後調べる予定）

さて、1972年12月18日に12枚をアルバム・チャートに送り込むという前代未聞の離れ業を演じることになる。
6位　「Let It Be」
11位　「A Collection Of Beatles Oldies」
15位　「Abbey Road」
41位　「Hey Jude」
61位　「Magical Mystery Tour」
62位　「Sgt.Pepper's Lonely Hearts Club Band」
64位　「Help !」
72位　「The Beatles」
78位　「Rubber Soul」
85位　「Revolver」
88位　「これがビートルズだ Vol.2」
95位　「A Hard Day's Night」

この12作はこの週だけにとどまったようだが、この数年は前述のように常に複数枚のアルバムをランク･インさせ続け、↓のTop300に16枚ランク･インのように発売直後だけの一過性の記録ではないことを言っておきたい。
いずれ、ビートルズのアルバム･チャート推移を掲載する予定なので、ご確認いただきたい。

尚、このアルバム12作チャート・インの記録は1988年に美空ひばりがタイ記録を果たしている。
昭和最大の歌手・美空ひばりの死去直後だっただけにいい弔いになったかもしれない。

Album TOP 300 に16作品　　(2004年2月2日)

2004年1月21日にオリジナル・アルバム13枚及び「Yellow Submarine Songtrack」「1」「Let It Be Naked・・・」の計16枚が再発された。
オリジナル13作は11年ぶりの再発だし、他の3枚はアナログ盤としては初登場。

当然、ファンの熱い視線を呼び、大量チャート・インとなったわけです。
しかし、さすがのビートルズも72年のTop100に12枚の偉業には及ばず、Top100内には発売から日も浅いCD盤「Let It Be Naked・・・」のみで、2002年12月からのチャート集計Top300位まで拡張の恩恵を受けたようです。
それにしても、すさまじいランク・イン。

78位「Let It Be Naked・・・」CD盤
181位「Abbey Road」アナログ盤
183位「The Beatles」アナログ盤
192位「Sgt.Pepper's Lonely Hearts Club Band」アナログ盤
193位「Rubber Soul」アナログ盤
203位「Revolver」アナログ盤
205位「1」アナログ盤
209位「Let It Be」アナログ盤
214位「Yellow Submarine Songtrack」アナログ盤
216位「Magical Mystery Tour」アナログ盤
219位「Beatles For Sale」アナログ盤
228位「Please Please Me」アナログ盤
230位「With The Beatles」アナログ盤
231位「A Hard Day's Night」アナログ盤
234位「Help !」アナログ盤
258位「Yellow Submarine」アナログ