ジョン・チャート

**Single**
1	Imagine	レコードの針を初めて落とした時､美しいピアノの旋律が流れてきた。感動的な作品と一生のうち､何度も出会うことはない。
2	Mind Games	日本ではこの曲の人気が高いようです。わかりやすいメロディが受けたのか？原曲は1968年ビートルズ時代にすでに作られていた。
3	Starting Over	近年ドラマの主題歌になり再ヒットしたが､やはり発表当時にこの曲が巷であふれていたのは言うまでもない。
1	Imagine	発表当時､英国ではシングル化されなかったが､その後4回もシングル化されている。ここ数年の人気は絶大でいまや20世紀を代表する名曲となる。
2	Woman	あの悲劇の直後に大ヒット。美しい旋律は永遠です。
3	Starting Over	英国初のシングル№１を知らずに逝ってしまったジョンがかわいそう。「これから再び走り出そう」という歌の内容が寂しさを募らせる。
1	Starting Over	この曲が順調にヒット・チャートを上昇していた途中にその悲劇が舞い込んできた。当然№１に駆け登り最大の5週連続№を獲得した。
2	Woman	「Starting Over」に続いてシングル･カットされたナンバーで､ヨーコへ､そして全女性に向けた愛の歌。
3	What Ever Get You Throu' The Night	「この曲がヒットチャートの首位になったらコンサートで一緒に歌ってくれ」とエルトン・ジョンに言われ､1974年11月28日その約束は果たされた。

**Album**
1	Double Fantasy	このアルバムを買い帰宅したら､「お兄ちゃん､ジョン・レノンが死んじゃったよ！」と言われた。こんなアルバムは二度と出ない。
2	John Lennon Collection	82年､89年と二度に渡ってヒットを記録。
3	Lennon Legend	新しいベスト盤で､時を同じくして「Starting Over」や「Love」がドラマの主題歌になった影響もあり大ヒットする。
1	Imagine	トータル101週ものロング･セラーを記録。質的には前作「ジョンの魂」の衝撃に軍配を上げるが､よりポップなこの作品は売れた。
2	John Lennon Collection	悲劇の2年後に発表されたベスト盤で6週連続№１に輝く。ジャケットのジョンに見つめられると複雑な気持ちになってしまう。
3	Double Fantasy	その音楽､詞もさることながらジャケットの美しさも忘れてはならない。アルバム・タイトルのとおりジョンとヨーコの「Double Fantasy」よ永遠に。
1	Double Fantasy	悲劇の直後1位になり､悲しいかなジョン最大のヒット・アルバムとなる。また､翌年のグラミー賞でも「Album Of The Year」を獲得する。
2	Imagine	英米とわず世界的にヒットしたアルバム。
3	Walls And Bridges	3枚の№１アルバムを獲得したジョンだが､これがその1つ。シングル「真夜中を突っ走れ」のヒットが後押ししてくれた。

総括
	70年代前半はロッカーあるいは時代のカリスマとして愛されたジョン。80年の悲劇に涙をながし､近年は一般的には伝説の偉人として人気があるのか？ヨーコが日本人であること､レノン・ミュージアムがあることも含め日本では現在が一番人気があると思う。
	71年､英国を離れたまま帰らぬ人となってしまったジョンだが､本国では20世紀を代表する10人の中に選ばれるほど存在になっている。シングルは70年代中盤はヒットしなかったが､アルバムはいつも支持されていた。
	アメリカをそしてニューヨークを愛したジョン。「Sometime in New York City」はちょっとこけてしまったが､その他は熱い支持を勝ち取る。又､英米ともリマスター盤がほとんどチャート・インしていないのがちょっぴり残念です。