母を初めて飛行機に乗せて北海道へ行ったのは2001年。70代になった母をもう一度大旅行に連れて行ってあげたいと思いたったのが去年の暮れ。
ドラマ「篤姫」を毎週楽しみに見ていたのを知っていたので、行き先は鹿児島に決定。

　9月初旬、具体的なコースを決めて予約直前、母から「やはり、遠出は自信がない」と電話がかかってきた。結局、来春生まれ故郷である栃木に一緒に行くことにして、今回は夫婦二人だけで鹿児島に行くことになった。

さて、鹿児島の印象をいくつか↓

★　まずは、この旅行、台風の直撃こそ免れたが間接的な影響（台風から伸びる雨雲）を　　受けて、天気が不安定でした。初日・・完全曇天、二日目・・雨が降ったり止んだりで　　傘が手放せず　三日目・・昼前まで小雨ぱらつき、午後2時よりようやく快晴。
　　結局、昼間滞在時間・3日間合計24時間のうち、太陽を拝んだのが最後の2時間のみ
　　だけに、その2時間は至福の時でした！街の様相が、桜島の姿が一変して見えまし　　た！その2時間がなければ、ちょっと暗い旅になってしまったかも？

★　城山観光ホテル・・・最近、いいホテルに泊まってなかった〜たいてい安いビジネス・　　ホテルか宿泊＆交通費7000円（往復のバス代300円だけ）のような激安パックなどが　　多く一流かそれに準じる宿に泊まっていなかっただけに、ここは素晴らしかった！
　　何といっても、市内を見下ろす高台（城山）に位置し、「鹿児島　ホテル」と検索すれば　　必ず登場するお宿。従業員の礼儀正しさは折り紙付きだし、桜島を真正面に見る景　　観は絶景！イルミネーション輝くお庭で結婚式のハイライトに居合わせたが、こんな素　　敵な場所で挙式を挙げるカップルは幸せになるはず！と思いました。
　　夜景も函館や長崎には劣るかもしれないけど、天気さえ良ければ、夕焼けに映える　　桜島はさぞ素晴らしいものだったでしょう。
　　朝食はバイキングですが、一般は2000円。朝食で2000円なら豪華なはず・・・確かに　　70種類のバイキングは初めてで、もう朝からお腹一杯でした！
　　このホテルには絶対もう一度泊まりたいというのが実感でした。

★　地図↓を見ればわかるが、桜島は大正３年の大噴火で垂水市側で地続きになって　　　いた！　鹿児島港からフェリーでわずか15分程だったことと、24時間就航というのが　　　初耳〜鹿児島市内で飲んで帰る、夜遅くまで仕事していても大丈夫なわけで、島の　　　人にとっては24時間は当たり前とのことでした。　 桜島の地図   

★　鹿児島市民は西郷隆盛を”西郷どん”と呼び崇拝している。
　　篤姫に触発されて鹿児島に来たのだが、やはり西郷どんの存在は大きい。市内いた　　るところに名所・旧跡に名前、グッズが多い。
　　「翔ぶが如く」他を読んだことありますが、もっとしっかり読んでみたいと思いました。