| Come Together |
真の意味で、ジョンがソロで歌った唯一のビートルズ・ナンバーはこの曲だけではなかったろうか？
「Live Peace in Toronto」はまだ解散前夜であるし、エルトン･ジョンとのデュエットはポールの曲とバッキング･ヴォーカルだったわけだから、明確に意識して歌ったのは、1972年8月30日に行われた「One
to One Concert」でのこのナンバーに尽きると思う。 |
| CD |
Live In New York City /Lennon Anthology |
| 映像 |
Live In New York City |
| LIVE |
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| Dizzy Miss Lizzy |
1969年9月13日、ジョンはプラスティック・オノ・バンドを率いて「トロント・ロックンロール・フェスティバル」に参加。機上中、ジョンはメンバー（エリック・クラプトン、クラウス・フォアマン ）に”自分はビートルズをやめるつもりである”と伝えている。
そんな歴史に残る日はジョンにとって約3年ぶりのライブ！ステージに上がる前に緊張の余り吐いてしまったと伝えられている。そんな緊張をほぐすには、デビュー以前から好んで歌っていたロックンロール・ナンバーが最適だったのだろう。この曲も含め最初の3曲はいずれもロックンロールの名曲ばかり〜「Blue
Suede Shoes」 「Money」〜だった。 |
| CD |
Live Peace In Toronto 1969 |
| 映像 |
Live Peace In Toronto 1969 |
| LIVE |
Live Peace In Toronto 1969 |
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| I Saw Her
Standing There |
1974年11月28日、マディソン・スクエア・ガーデンで行われたエルトン・ジョンのコンサートに飛び入り出演。
ジョンは「捨てられた婚約者の歌だ」といつものブラック･ジョークを効かせて、歌いだすのだが、何故この曲を選んだのだろうか？
「She Loves You」や「Help」などの超有名曲はまだこの時期歌い難いだろう。今でこそ有名なこの曲も当時はまだメジャー級ではなく、ビートルズのジョンを前面に出さないナンバーとして歌われたのかもしれない？
一度、じっくりと再考してみたい。 |
| CD |
Lennon CD Box /Here And There(エルトン･ジョンのライブ版） |
| 映像 |
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| LIVE |
1974年11月28日、エルトン･ジョンのコンサートにて |
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| Lucy In The Sky With
Diamonds |
名作「Sgt.Pepper's
Lonely Hearts Club Band」収録曲だが、曲の良し悪しより先に頭文字が「L.S.D.」であることの方が当時は有名だった。
エルトン・ジョンがこの曲をカバーして、比較的地味目の佳曲が正当に評価されたのではないだろうか？
残念なのは、このライブでは、あくまでもエルトン･ジョンが歌っており、ジョンはわずか数箇所でのバック･ヴォーカルが聴き取れる程度にしか歌っていないことだ。もう、聴くことができないだけに、1番でも2番でもどこでもいいからリード・ヴォーカルを取ってほしかった。 |
| CD |
Lennon CD Box /Here And There(エルトン･ジョンのライブ版） |
| 映像 |
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| LIVE |
1974年11月28日、エルトン･ジョンのコンサートにて |
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| Money |
| これも「Live Peace In Toronto 1969」からのナンバー」ですが、ロックンロールを歌わせたら、ジョンの右に出る奴いない！バラード系の「Anna」や「Baby
It's You」なんかも色気とせつない歌声に狂いそうだよ！ |
| CD |
Live Peace In Toronto 1969 |
| 映像 |
Live Peace In Toronto 1969 |
| LIVE |
Live Peace In Toronto 1969 |
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| Yer, Blues |
1968年12月11日〜12日の早朝にかけて撮影された、ローリング・ストーンズ主催の「ロックン・ロール・サーカス」。このイベントにジョンとヨーコが参加。
歌うは、発売間もないビートルズの「Yer,Blues」！バンドのメンバーはギターにエリック･クラプトン、ベースにキース・リチャード、ドラムスにはジミ・ヘンロリックス＆エキスペリアスのミッチ・ミッチェルにジョン・レノンとうスーパー･バンド！
ビートルズはこのナンバーをライブで演奏していないだけに、本当に貴重な音源＆映像である。
尚、翌1969年9月11日のトロントのライブでもこのナンバーを披露している。 |
| CD |
Rock 'N Roll Circus /Live Peace In
Toronto 1969 |
| 映像 |
Rock 'N Roll Circus /Live Peace In
Toronto 1969 |
| LIVE |
Live Peace In Toronto 1969 |
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| 総 括 |
結局、ジョンはビートルズ時代のナンバーをほとんど歌わずに逝ってしまったんだよな。
70年代はジョンにとっても他の3人のメンバーにとってもビートルズの曲を歌いにくかったはず、解散20年を経た90年代に入って、ようやくわだかまりなく歌い始めただけに、悔しい思いです。
これからポールがどれだけ歌ったとしても、ジョンの曲はジョンが歌ってくれなくちゃ！
「A Hard Day's Night」「Ask Me Why」「Twist And Shout」「No Reply」「Girl」「Revolution」・・・・あ、なんという損失だ！
書いていて、話が違う方向に行ってしまいそうだ・・・・これから、もっと新曲も聴けたし、ビートルズ・ナンバーを、そして4人で一緒にステージに立つ・・・そんなこともあったはずなのに。
81年に計画されていた世界ツアーはどんなセットリストになったのだろうか？「Don't
Let Me Down」や「I Feel Fine」「Hey Buldog」あたりが入っていたかもしれないぞ！
CD：公式発売されたものに限定
映像：公式発売されたビデオ、DVD等及びTV放映（地上波、BS、ケーブルTV含む)されたもの。
よって、海賊盤を含めれば、音源や映像は飛躍的に増えるでしょう。
LIVE：原則、各ツアーで標準的に演奏された曲を掲載したつもりですが、単発的に歌われたナンバーも掲載されてしまったかもしれません？
尚、ジョンの場合はソロ活動が他の3人に比べて短いので、1968年の「ロックンロール・サーカス」や1969年の「Live
Peace In Toront」もビートルズ解散前夜ですが、ソロ活動の一環と判断して掲載しております。
☆掲載しているのは、1970年までに発表した公式213曲を基本とし、1990年代以降に追認された公式曲は含めません。
☆私の思い違い、誤植等もあるでしょう、間違いを発見されたり、こんな曲も歌っているはずとういう投稿もお待ちしています。メールでもかまいません、是非、教えて下さい。
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